Full Spectrum Warrior: Ten Hammers on Steam
https://steamdb.info/app/4530/
THQ Nordicから発売されたミリタリーリアルタイムシミュレーション
Full Spectrum Warriorの続編。
前作に比べて、今作は幾つかの追加要素と難易度の大幅アップした作
品となっている。
日本語化は可能。詳細は以下のリンク先を参照。
マルチランゲージ/a-m - 有志が日本語化した海外ゲームのまとめ Wiki*
・シングルキャンペーン
難易度が選択できるようになった。難易度は軍曹・上級軍曹・実践の
3種類。今作は4章からなり、1章は3つのミッションからなる。前作
のように本編クリア後のエピソードなどはなく、計12のミッション
のみ。
マルチかローカルかの2種類。ただし、マルチはgame spyのアカウン
トが必要。そもそもSteam上でもSteam Spyの記録を見る限り、最多
17名同時プレイしかしていないゲームにマルチも何もないと思う。
シングルキャンペーンのストーリーは前作の続きになっている。
舞台は中東にある架空の国ジーキスタン。たぶんアフガニスタン。ジ
ーキスタンにいるムジャヒディンが原理主義的政策により少数民族の
弾圧を行う。これを見てアメリカを中心としたNATOがムジャヒディ
ン征服地への侵攻を開始する。
前作からの追加要素は
・一度に操作するチームが増えた
・1チーム4人を分割してバディ(各2人)を組めるようになった
・建物の中に入れるようになり、室内戦が展開する
・精密射撃や戦闘ヘリによる攻撃など、攻撃の種類が増えた
・ミッションの最後に戦績が表示される。
などがある。
ただし、追加要素による戦術の幅が広がったことで、難易度が非常に
上昇している。前作では2チームいる内、正面から敵を射撃して注意
をひくチームと敵の死角にまわり攻撃するチームという立ち回りさえ
できていれば難なくクリアできる難易度だった。
しかし、今作ではそれが通用しない状況が非常に多く、死角に回り込
んで攻撃してくる、複数の射線にさらされる、一本道で敵が重火器を
撃ってくる、死角から敵が現れて襲撃してくる、身を晒せばすぐに撃
たれるスナイパーに囲まれるなどなど、敵の死角に回れないため強引
に突破しないといけない場面が多々ある。
あと前作と同様に若干のバグがある。
精密射撃がまともに機能しない、敵が動かなくなるなどなど。
。
やり応えという点では今作の方が圧倒的に上なので、プレイしていて
面白いと思う。前作の追加シナリオよりも難しいので、前作になれて
もう少し難しいミッションをプレイしたいと思った人にはオススメで
きるゲームだった。