https://www.epicgames.com/store/ja/product/assassins-creed-syndicate/home
Assassin’s Creedシリーズの第9作目。
舞台は19世紀後半のヴィクトリア朝が舞台で、ロンドンでは産業革命とともに
テンプル騎士団の息のかかった者が労働階級を搾取し、資本集中が行われ街を
牛耳っていた。姉弟のアサシンであるジェイコブ・フライとエヴィー・フライ
はロンドンからの応援要請に勝手に応じて、ヘンリー・グリーンのもとへ出向
き協力してアサシン教団の勢力を伸長させることになる。
購入したのはEPIC Gmaes。
EPIC Gamesでは言語対応表示がないが、音声と字幕は日本語に変更が可能。
UIは英語だった。Assassin's CreedはUIが英語でも特に問題なくプレイできると
思う。
ゲーム内容は今までのシリーズと大きな違いがないが、プレイしてて実感とし
て前作までと比べ主に違うのと感じたのは以下の4点。
・W主人公制となっていること
・ロープランチャーが採用されたこと
・戦闘に手数が必要になったこと
・Unityに比べ難易度が下がったこと
W主人公制については、ミッション中を除きジェイコブ・フライとエヴィー・
フライをプレイヤーが自由に変更できる。サブミッションはどちらでもプレイ
できるミッションが多く、メインミッションは操作キャラが決まっている。
二人とも基本的な能力は変わらないが、取得できるスキルと持てるアイテム数
に違いが出る。ジェイコブ・フライは直接戦闘寄り、エヴィー・フライはスニ
ーク寄り。私のプレイスタイル的にエヴィー・フライを操作するのが好み。
ロープランチャーは、移動を補助する道具で狙ったところへフックを射出して
掛け、巻き取ることでフックを掛けた場所へ早く移動できるようになる。
上りだけでなく、平行移動や下りにも使える。
これがあるだけで建物の登攀や移動がかなり楽になる。
今作の戦闘では、敵を倒すのに手数が必要になる。
また、攻撃と防御を敵が行うので、敵の行動に合わせてカウンターとスタンを
行う必要がある。
また、前作Unityに比べゲームの難易度が非常に下がっている。
前作は敵が強いため囲まれると死にやすく、スニーク寄りのゲームスタイルに
なっていた。敵の配置が絶妙で、敵の感度を考えて敵を間引く戦術的な動きが
必要となっていたので難易度は高く面白かったが、今作では敵の配置も感度も
雑になっており難易度が低くカジュアルに楽しむことができるゲームになって
いる。
サイドミッションは過去作のAssassin's Creedと同じで、似たようなミッション・
収集物を水増ししている。特にギャングの陣取り合戦はひたすら似たようなミッ
ションを各地で行う必要があり飽きがくる。
ゲーム世界を楽しんでもらうために各地にミッションや収集物を設置しているの
だろうが、大半のプレイヤーはそれらをこなしているうちに面倒になるし、そも
そも散策するのが楽しい人は少数派だと思うがどうだろう。
個人的にはUnityをプレイしていて思ったが、重厚なサイドミッションだけに絞っ
てくれると嬉しい。
独立DLCの「切り裂きジャック」は本編の20年後を舞台にしている。
難易度としては本編とそれほど違いはない。
敵のパラメーターに恐怖が追加されたのは面白い試みだが、あまりゲーム上効果
的なものとは思えなかったのは残念。
あとサイドミッションも相変わらず本編と似たようなものばっかりでプレイする
気さえ失せる内容となっている。
あとプレイしていて気になったのは、バグの遭遇率が高かったこと。
ミッションが完了できなかったり、NPCが固まったり、操作を受け付けなくなっ
建物への侵入はキー一つで入れるようになっているのは良かった。
個人的にプレイスタイル、難易度としては前作の方が好み。