https://store.steampowered.com/app/289650/Assassins_Creed_Unity/
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Assassin’s Creedシリーズの第8作目。
Assassin’s Creedシリーズの中でパルクールシステムが何度か一新されているが、
この作品もそのシステム変更後の作品1作目になる。
日本語は標準で付いている。
舞台は18世紀後半、フランス革命中のパリ。
シリーズ第7作目のAssassin’s Creed RogueのED直前から始まる。
Assassin’s Creed Rogueの最終ミッションで暗殺したアサシン教団に所属する
シャルル・ドリアンの息子 アルノ・ドリアンが本作の主人公。
父親を殺されたアルノは、幼馴染のエリス・デ・ラ・セールの父親でテンプル
騎士団支部長のフランソワ・デ・ラ・セールのもとで育つことになる。
しかし、フランソワ・デ・ラ・セールもテンプル騎士団の内紛により凶刃に倒
れ、偶然その場に居合わせたアルノはバスティーユ牢獄に幽閉される。
バスティーユ牢獄で出会ったピエール・ベレックは、アルノが同じ教団に所属
していたシャルル・ドリアンの息子であると知り、アサシン教団に所属するこ
とを勧め、バスティーユ牢獄をともに脱出する。
フランソワ・デ・ラ・セールの殺人犯への復讐を目的にアサシン教団に入団し、
ピエール・ベレックのもとアサシンとしての技術を磨いたアルノは、アサシン
として活動する内にフランス革命で荒れるパリにおいてテンプル騎士団の内紛
の真相へ迫るようになる。
Assassin's Creed Unityは発売当時に不評だった。
高スペックが必要だったこと、バグが非常に多くシリーズの中でも低評価を受けた
作品でもある。
ゲームのシステムもRogueまでのシステムを一新している。
・フリーランは上下の方向を付けていて、自分の進みたい方向に応じて操作しない
といけない。
・戦闘がカウンターだけでは倒せなくなっている。
・武器や防具の種類が増えて装備が店に行かなくてもでき、アップグレードできる
ようになった。また、課金することで購入・強化ができるようになった。
・アサシンとしての能力も最初からすべて使えるようにはなっておらず、シークエ
ンスの進行とシンクロポイントを消費することで開放されるようになっている。
・さらに大きな違いとしてマルチミッションが導入されており、同じミッションを
オンライン上で複数のアサシンとプレイできる。
これだけを見ても今までマンネリ化していたアサシンクリードに変革をもたらす意
欲作であることがわかる。
ただし、この変更は一部が悪い方向に働いてしまう。
フリーランの改造は操作性の悪化に加え、操作の誤爆を生み。
アサシン能力の開放は縛りプレイをしているように感じる。
この改悪とバグにより作品の評価が低くなってしまう。
個人的には戦闘難易度の上昇に加え、マルチミッションの導入による難易度の上昇
は歓迎だった。
ひたすら無印から大なり小なりカウンターさえしてたら勝てた戦闘が、カウンター
だけでは勝てなくなった。
マルチミッションでは複数プレイヤー行動前提による敵の配置や行動による難易度
上昇で、ゲームとしてはやりごたえがあるゲームになっている。
プレイしたのが2020年に入ってからプレイしたため、
バグと遭遇したのは数回のみでいうほど気にならなかった。
特にフリーランの誤爆の多さには嫌になったが、個人的には嫌いになれない作品。
あとはフランス革命時のパリの雰囲気を感じられることが何より魅力を感じられる
作品であるし、アルノとドリアンに象徴されるように、アサシン教団とテンプル騎
士団が表裏の関係にある組織であることを表現するストーリーが増えてきているの
も良い。