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2012年に発売されたCabela's Huntingシリーズの中のひとつ。
正規シリーズではなく番外的な位置づけ。
日本語化はない。ボーナス取得条件を読むぐらいでほぼ必要
ないので英語が読めなくてもプレイに支障はない。
舞台は北米とアフリカ。
森林・荒原・サバンナ・雪原・山岳地帯などのマップがある。
ゲームモードは
・自分で舞台と条件を設定するQuick Hunt
・定められた標的を指定のマップでハントするCareer
の二種類。
Careerは標的の動物ごとにステージがあり、目標が設定され
ている。 小・中動物が狩猟対象のときは制限がないが、大き
な動物になると使用する銃の口径制限があり、口径の大きな
銃をアンロックして使用できるようにしなければならない。
銃自体は口径によって威力・飛距離・命中率などの違いに加
え、それぞれカスタマイズ性があり能力の底上げをすること
ができるが、基本は命中率の高い最初の銃で事足りる。
最初の銃でも120yardぐらいは安定して当てることが出来、
それ以上の飛距離だとボーナス条件にならない上、基本は標
的に近寄って撃つことが多く、他の銃でも遠距離は安定しな
いので、遠距離射撃での狩りがしたい!って人以外は安定性
のある初期銃で事足りると思う。
各マップは少し大きめの箱庭になっている。
マップ数はあまり多くなく、マップ自体を再利用されること
もある。しかも、狩猟対象が出現する場所がほとんど同じだ
ったりするのでアプローチ方法が対象関係なく一緒になるこ
ともあった。
Creerマップではスタート地点近く(マップの内に複数ある
が)に光が立っており、この地点に到達すると狩猟対象のい
る場所を覗けるスポットになる。消えるときはハンターセン
スなどで周囲を見るといい。
基本的なゲームの流れは、このスポットの到達→狩猟対象発
見→対象に気付かれずに射程まで近づく→ボーナスを満たす
方法で射撃→回収になる。発見までは非常にスムーズなので
対象に近づくスニークが中心になる。狩りのいい部分だけを
抜き出したとも言えるか。
狩猟対象の痕跡発見→追跡といった部分はないので狩りとい
う感じはせず、お手軽ハントゲーになる。
さらに狩りを簡単にしているのが、ハンターセンスとストラ
テジックビューという二つの能力。
ハンターセンスは対象の動物の警戒度、周囲の安全地帯の把
握、狩猟対象の急所を見ることができる。
ストラテジックビューは周囲の地形把握と狩猟対象の位置把
握、射撃場所の把握、場所・狩猟対象のマーキングができる。
悪い点はキーコンフィグが記憶されないこと。
自分の環境だけかもしれないが、キーコンフィグを変更して
も記憶されないので、ゲームを立ち上げるたびにキーをバイ
ンドし直さなければならなかった。これが非常に面倒。
それを除けば、お手軽狩りゲーとしては面白かった。
ほぼスニークゲーなので、スニーク好きも趣向の違うものと
して楽しめるかもしれない。