http://store.steampowered.com/app/218860/
https://steamdb.info/app/218860/
2012年10月に発売されたCabelaシリーズで、猛獣にフォーカスした
Dangerous Huntsシリーズの2013年版。
14ステージで構成されるFPS。狩りゲーではなく、動物が敵のFPS。
日本語化は無い。
ムービー部分やプレイ中の会話、目標の表示などがあるためよりゲー
ム内容を深く理解するためには日本語があればいいと思うが、話の筋
は単純だし、あってないようなもので、プレイすることには日本語化
がなくても影響がない。
主人公ジェイコブとルークの兄弟の話。青年期に兄弟二人と自然保護
官である父親がアラスカでハンティング最中に熊に襲われ、父親が殺
されてしまう。
その後ジェイコブは自然保護主義者として、ルークはマンイーターハ
ンターとして相反する道に進む。10年後、ウガンダで再会した二人は
マンイーターであるブラックライオンの情報を得る。父親が殺された
思い出と重ねブラックライオンを退治しようとするルークに従いジェ
イコブも進むという話。
ゲーム中にはブラックライオンを追いかける現在のステージとアラス
カでの親子三人でハンティングする過去のステージが交差する。基本
的には現在のステージと過去のステージを交互にプレイする。
ゲームは狩りゲーではなく、動物が敵のFPS。1ステージ10分以内で
終わる一本道のステージが14ステージで構成されている。ステージ
の途中や最後には中ボス・ボスが登場する。
ステージは一本道なので自由度が非常に低い。
敵の登場はスクリプト、プレイヤーが決まった場所へ移動すると敵
が湧き出す。場所によっては無限湧きするところもある。
コレクターズアイテムや隠れBig Game trophy animalsが存在するに
はするが、マップ内を探検する気にもならない。
狩りゲーではないため長距離射撃をすることがほとんどなく、基本
的には群れた動物相手に接近戦を挑むことになる。
動物は一直線にこちらに向かって噛み付くか体当たりで攻撃してく
るので動きが単純。接近してくるスピードと数の多さが武器。クリ
ーチャーが敵のFPSを想像してもらうとわかりやすい。
死角から敵に攻撃されたときは ボタン一つでQTEが発動する。
武器はハンドガン・スコープ付きライフル・ショットガン・クロス
ボーがあるがショットガンだけでほぼ対処が可能。
仕様なんだけどいらないのはスコープを覗いた時には視界が少しの
間曇ること。ピント調整なのかな。だとしたらこんなカジュアルな
ゲームにそこだけ無駄にリアルな仕様はいらないと思う。
これがあるからスコープが戦闘で使えないので困る。
FPSとみれば動物が敵ということもあり、ものめずらしい題材だと
思う。普段ゾンビや対人などばかりしてる人にとっては特に。
それを踏まえて遊べるのであれば少し趣向の変わった短いFPSがプ
レイできるのでいいのではないだろうか。
間違っても狩りゲーだと思って手を出してはいけない。求めていた
ものと180度違うのだから。