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クトゥルフ神話を題材にしたAlone in the Darkシリーズの6作目。
RPG要素のあるホラーTPS。
日本語は未搭載で、日本語化もない。
ただ、日本語が無くても問題なくプレイできる。
ストーリーは以下のように始まる。
不気味な闇に飲み込まれたことがあるアメリカのバージニア州にある架空の街
Lorwichで、the Deluge Multinational CompanyがLorwich炭鉱を再開した。
あるクライアントはその理由を知るためCarnbyに調査を依頼する。
クライアントとはLorwichの炭鉱へ続くエレベーターで待ち合わせをすることにな
り、CarnbyがLorwichの廃駅に足を踏み入れたところから話が始まる。
選べるキャラクターは4人。
・HUNTER(Carnby)
銃器を扱うことに特化したキャラ。HG、アサルトカービン、ハンティング
ライフル、火炎放射器を使用できる。
・WITHC(Sara Hartwood)
魔法に特化したキャラ。稲妻での攻撃、光球、ファイアーボール、敵を
弱体化する呪いなどの能力がある。
・ENGINEER(Gabriella Saunders)
HG、ショットガンといった銃器に、地雷、テスラコイルなどの能力がある。
但し、エンジニア独自の能力には部品アイテムを収集する必要がある。
・PRIEST(Father Henry Giger)
二挺拳銃と光を武器に戦うキャラ。敵を気絶させて攻撃力に変換する能力、
光を空から落す能力などがある。
プレイ時はHUNTERでプレイ。
他キャラの特殊な能力はメーターを消費することで発動し、回復するまで待つ
必要があるなど制限があるのに対し、HUNTERは銃器による物理攻撃のみなので、
銃弾管理さえできれば特に問題ない。
敵を倒すことで得る経験値を一定量溜めるとレベルアップすることができる。
このレベルが上がるときにスキルポイントを得ることがき、各キャラの能力を
強化していくことができる。
HUNTER以外のキャラの強化についてはプレイしていないのでわからないが、
HUNTERはアサルトカービンをカンストさせるのが第一の強化になる。
HUNTERの戦い方は、ハンドライトの光を敵に当てての攻撃は銃弾の消費が激
しいため、光源を付けてその周囲で迫りくる敵を倒していく戦い方になるが、
アサルトカービンをカンストさせると暗闇の中でも光源下で攻撃するのと同等
の攻撃力を発揮する。これが非常に強力。
あとの武器は
・HGは弾が尽きた時の緊急用、あまり使わない。
・ハンティングライフルは攻撃力特化にカスタマイズ
・火炎放射器は燃料がすぐ尽きるので、燃料増加にカスタマイズ
がオススメ。
キャラクターアップデートは、銃弾所持量増加が重要で、体力とスタミナの
選択は好み。序盤は体力、中盤以降はスタミナが良いかもしれない。
敵は暗闇の中では無敵。
一部の攻撃方法をのぞいて、攻撃しても倒せない。
キャラクターが持つライトを当てると倒すことが出来るようになるが、それでも
耐久力は高い状態。
マップの随所にある光源を付けて、敵が光を浴びることで敵の体に光の筋が浮か
び上がる。この状態の敵は攻撃が通りやすくなっている。
敵は複数種類。
Wraith、Demons、Ghouls、Exploding Shapes、Hell Hounds、Goblins。
WraithやDemons、Exploding Shapesは特に問題がない敵。
GhoulsとHell Houndsは闇に紛れて素早く移動し、攻撃してくるので厄介。
移動時は独特の音が出るのでその音を聴いたら警戒するといい。
Goblinsは耐久性が高く、ボスエリアにも出現する敵。
通常マップで遭遇するGoblinsとはまともに相手せずにやり過ごすのが一番で、
どうしても相手しないといけないときだけ倒すようにすること。
あとはバグの対処方法を紹介する。
MINES OF LORWICHの2ステージ目 PERILOUS DESCENTのエレベーター稼動
のためバッテリーを2個収集するミッションがあるが、このバッテリーを搭載す
るときに一つ目の画面のような状態で搭載すると2個目のバッテリーが搭載され
ずに消えてしまい、進行不可になるバグがある。
対処方法は一つ目・二つ目のバッテリーともに、2個目の画像のようにバッテリー
の枠が青白く光っている状態で搭載すること。
プレイして感じたのは、Left 4 DeadやPayday型のCOOP前提のゲームデザイン
であること。
しかも、そのゲームデザインは進化しているのにAlone in the Dark: Illumination
は昔のままのゲームをそのまま移植した内容で、最新ゲームをプレイする人に
とっては古臭く、物足りないゲームという感想しか持てない。
さらに、COOP前提のゲームなのに人が一切いない。
ラスボスも、仕様なのかバグなのかわからないが、その場から一切動かずに気絶
+ダメージの魔法攻撃を一定間隔で放ってくるだけで、非常につまらない敵。
さらにキーコンフィグではライトをオンにしたり、アイテム取得、オブジェクト
への介入を行う使用頻度の高いUSEキーを割り当てられないという意味のわから
ない不親切仕様。
致命的なのは2ステージ目に進行不可のバグがあること。
前作はクソゲーな割には面白いところもあったが、今作はあまり褒めるところが
ない作品だった。