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Dragon Age II: Ultimate Editionをクリア

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Electronic Artsより発売された大作RPG Dragon Age: Originsの続編。

Ultimate Editionは全てのDLCが含まれている。

プレイ時間はDLC含む受注可能なすべてのクエストクリアで60時間ほど。

 

日本語はなく、日本語化もない。

プレイするにはEA appが必要になる。

 

DLCはインストールしただけでは有効化せず、タイトルから会員登録をしてログインしなければ有効化されない。

DLCのなかで拡張パックといえるのは

・流浪のプリンス ⇒ 新キャラ登場

・レガシー ⇒ 単独のDLC

・アサシンの印 ⇒ 単独のDLC

・アイテムショップ「黒のよろず屋」 ⇒ゲーム内のショップが設置

これ以外は雑多な防具やアイテムを入手できるDLCばかり。

単体DLCは、レガシーの隠れボス以外は特に脅威となる敵はおらず難易度は本編と同等または少しだけ高いぐらい。

 

前作のDragon Age: Originsをクリアしたセーブデータがあれば、そのセーブデータをインポートすることで本編の人間関係を引き継ぐことができる。

前作での選択により本作でクエストが生成され、インポートしないでプレイするよりクエストの幅が広がる。

例えば、アリスターがフェレルデンの王座についていれば、本作では王として登場する。Awakeningでナサニエルを仲間にして生存していれば、グレイ・ウォーデンとして登場するなど。

 

主人公は、フェレルデンのロザリングに住んでいたが、ダークスポーンの侵攻により故郷からカークウォールへ逃れることになる。

ダークスポーンによるロザリングへの侵攻は前作の序盤に発生しているので、本作が前作とほぼ同時期のストーリーであることがわかる。

ただ、章形式で3章ある今作は、章を経ると3年ほどの時間が経過するため、最終章の時点では前作の終盤よりも数年後の話となっている。

 

主人公は性別・ジョブ・外見を自由に選ぶことができる。

前作をメイジでプレイしたので、今作もメイジでプレイ。

今作では、回復魔法に制限を設けられ弱体化しており、ポーションによる回復もクールタイムが長期化された。さらに仲間で回復魔法を使えるのがアンダースのみのため、攻撃力の高い敵に囲まれるとジリ貧になる恐れがあり、プレイヤーが魔法とアイテムで仲間のHP管理しなければならない場面が多い。

そんな中で回復魔法という手段が減ることは難易度に直結する。

メイジを選ぶというのは、結果的に良い選択だったと思う。

 

今作と前作との相違点は、仲間の防具を変更することはできず、武器及びアクセサリーのみ装備を変更することができることぐらい。防具は、主人公の防具のみの入手となる。

 

前作の残念なAIは変わらず。突進して包囲されたこ殴りにされるアタッカー、近距離攻撃をしかける遠距離ローグなど。作戦ではカヴァーできない行動をみせてくれる。

 

・レベルアップとともに能力値を振る

・スキルやタレントを取得することで成長させることができる

は前作と同様だが、今作は各仲間に固有のスキル群が追加された。

前作よりも適当に育てても攻略に影響がないらしいが、できれば4名まで組み込めるパーティーのそれぞれに役割を振り、その役割にあわせて成長させるた方がいい。

やはり盾役戦士・遠距離ローグ・魔導士主人公・攻撃回復対応魔導士のパーティーが安定した。

 

各キャラクターは好感度が設定されており、好感度が上がれば友好度が上がり、下がれば敵対度が上がる。また、ヴァリックを除く各仲間には離脱条件が設定されているので、気を付けないと主として使っていた仲間がストーリーの展開次第で離脱してしまう恐れもある。

 

良かったところは、前作と異なりクエストのため様々な仲間をパーティに入れて進めないといけないところ。あまりパーティが固定化しないので新鮮な戦いができる。

最高の改良は、序盤から自宅にアイテム倉庫ができたこと。

今作ではあまり持ち物制限に悩むことがなかった。

 

逆に悪かったところは、似たようなマップをひたすら行き来させられること。お使いクエストが多いこと。これはこのゲームを飽きさせる要因になると思う。

 

巷で言われているほど悪いゲームではないと思うが、色々な面で前作の方が面白いのは間違いないと思う。

 

なお、全クリア後のステータスとスキルは以下の画像のとおり