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Thief Goldをクリア

Thief Goldをクリア。難易度はノーマル。

F12がクイックロードでキーコンフィグで変更できなかったので、今回はSS

が撮れていない。

また、環境によってはムービーが再生されない問題があるらしい。

 

一人称視点のスニークゲームとしては初の作品で、金字塔として評価された

Thief: The Dark Projectの完全版。オリジナルからはミッションの追加及び内

容とバランスの変更が施されている。

ゲーム自体は古い作品のため今からプレイするにはグラフィックは見劣りす

るし、操作性も悪いので、より洗練されている最近の高評価作品をプレイす

る方が良いと思う。

 

日本語化可能。ただし全てが日本語化されるのではなく、ゲーム画面の一部

のUIのみ日本語化され会話等は日本語化されないので注意。

動画については別方法で日本語化できる。

Thief Goldにて加えられたステージは日本語化されていないものもある。

 

日本語化ファイル(動画用日本語化ファイル含む)

https://sites.google.com/site/skimafork/thief1/localization/jres

 

日本語化方法

今日も今日とて気ままな日常 Thief Gold 日本語化

動画の日本語化

Thieves' Confessional :: Thief - Subtitled Movie

 

 

 ゲームはステージごとにステージ目標が幾つか設定されており、基本的に

は目標物の入手や高価な物を一定価値以上盗むといった目標が設定される。

ノーマルまでの難易度を選択した場合は目標を達成した時点で終了となる

が、ハード以上になると目標取得後の脱出や非殺縛りなど難易度を上げる

ごとに厳しい目標が課される。

また、難易度が上がることでマップによっては行ける場所が増え、敵が増

加する。ゲームを十全に楽しみたいなら高難易度でプレイすることをお勧

めする。

ただし、ノーマルでも攻略を見ないと1ステージのプレイ時間が1時間以上

かかることが多かったので、ハード以上だとより時間が掛かると思う。

 

内容自体はThiefである程度のシステムが確立されたこともあり、スニーク

ゲームが一ジャンルとして存在する現在から見ると特筆すべきものは無い。

敵は中盤までは護衛などの人間の敵が主だが、後半になるにつれファンタ

ジー色がかなり強くなる。ゾンビ、幽霊、恐竜、蜘蛛などの敵が主になる。

なお、暗闇にいれば近くにいても発見されないといったこともあり、古い

作品なので仕方ない面があるがAIは少し残念。

 

 

あと古い洋ゲー独特の不親切感がある。

 ・オブジェクトは明記されるが、それがどこにあるか、どんなものか説

  明はされない。

 ・目的地はオブジェクトに明記されていない場合、見つかるまで探し回

  る必要がある。

 ・参考にしようとマップを見るとかなり大雑把な地図で、幾つかの注意

  事項のみ書かれており、建物内部の詳細や現在位置などは分からない。

 ・なのにマップはかなり広く、入り組んでおり迷路のようなマップがほ

  とんど。ただし、細かなところに隠しアイテムや隠しエリアがあるな

  ど作りは丁寧。

 ・マップの現在位置を把握してもヒントなしのギミックがお出迎え。

  中にはヒントがあることはあるが、字幕が表示されない口頭での一回

  きりの説明などリスニングが苦手な人は詰む。

といった感じ。まぁ、現実的といえば現実的なんだろうか・・・。

 

それでも試行錯誤しながらプレイするのは楽しい。迷いに迷って結局目に

付く敵を全て気絶させて、暗闇に隠してしまいオブジェクトを目指してマ

ップ内を走って彷徨うなんてこともあった。

そして、豊富な侵入ルートに気付き、一度クリアして慣れれば大幅な時間

短縮ができるようになる。

 

全体的に見れば実験作的な要素が強く、豊富なルートや攻略方法があるに

も関わらずバランスが取れていて、且つ近年のスニークゲームのシステム

を大凡この作品で確立させてしまった古き良き作品だった。

ただ、上でも述べたが最新作の方が洗練されているので、スニークゲーム

の大元を訪ねてみたいという気持ちを持っている人向け。

 

隠しステージも一つあるのでクリア後に遊んでみるのもいいかもしれない。

次はTrine2を挟んだあとにThief2をプレイする予定。