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L.A. Noireをクリア

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L.A. Noireをクリア。

色々と中途半端で、面倒さと中弛みが強く感じられるが、個人的にはクリ

アして良かったゲームであった。何よりこの時代のJazzを中心としたオー

ルドミュージックによる雰囲気も良く、個人的な嗜好と合致していたのも

好印象の原因かもしれない。

 

日本語化はDLCを含め可能。

ただし、CS用の日本語のため表示されるのは箱コンのボタンになり、少し

わかり難く、オプションのキー設定もきちんと表示されない。

 

日本語化ファイル

http://hope.2ch.net/test/read.cgi/gamef/1320851754/

640 名前:UnnamedPlayer[] 投稿日:2014/06/11(水) 15:53:39.75 id:N35h9lPw
>>639
遅レスだけど>>574か>>587を試してみて。

後、日本語化ファイルが期限切れで消えたので上げなおしておいた。
L.A. Noire日本語化ファイル(60fps化パッチ同梱)
※無期限、パスワードなし
http://www1.axfc.net/u/3256124

 

日本語化方法

上記ファイル内の文章を参照

 

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L.A. Noireオープンワールドのアクション要素のあるアドベンチャーゲーム

第二次世界大戦後の1947年のロサンゼルスが舞台。

主人公のコール・フェルプス海兵隊の中尉として沖縄戦に従軍、アメリカ本土

へ帰還後に警察へと就職し巡査となる。幾つかの事件を経て、警邏中に偶然居合

わせた殺人事件で容疑者を逮捕し、取り調べで自白を引き出したことを認められ

刑事となり、様々な事件を解決していくという話。

主人公は頭が切れて優秀な捜査官ではあるが、生真面目で頑固な性格をしており、

やや面白みに欠けるキャラクター。生真面目な性格が災いにロサンゼルスの権力

者に立ち向かい、様々な不幸に晒されるも筋を通そうと努力する様に好感がもて

るようになる。

 

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マップはオープンワールド。1940年代のロサンゼルスの一部を再現しており、

このゲームのマップとしてはかなり広い。それに乗車の際に目的地を設定してお

けばファストトラベルも可能なため広さはそれほど苦にならない。が、逆にその

ファストトラベルがあるためにオープンワールドとして機能しておらず、広いマ

ップ自体が無意味なものになっている。とはいえ、マップを楽しもうとまともに

移動していれば非常に時間が掛かるため、それもストレスになってしまう。

ゲーム内のドライブが好きな人であれば楽しめると思う。

 

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マップ上にはランドマークとしてマップ各所に現実にも存在する著名な構造物や

アンロックした車、収集物として金のフィルム缶・隠しバッジ(要DLC)などが

ある。他にも運転中に入ってくる無線に対して応答すると、サブミッションが開

始され、マップ上に表示される。

 

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ゲームはメインであるアドベンチャーパートと付随するアクションパートに分か

れている。アドベンチャーパートは事件の捜査、手掛かり入手、証言・証拠入手、

取調べがあり、アクションパートは銃で抵抗する犯人等との銃撃戦、素手での戦

闘、逃走する犯人の追跡・確保や尾行などがある。

ミッションはメインミッションとサブミッションに分かれており、メインミッシ

ョンではストーリーを中心としたアドベンチャーパートが主で、サブミッション

はアクションパートが主になる。メインミッションはステージ制。サブミッショ

ンは街中で自動発生する単発ミッション。

 

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アドベンチャーパートの捜査は事件現場での実況見分、手がかり発見を行い、そ

の手がかりを基に怪しい場所や人物を割り出し、さらに事件の真相へ迫るという

段階を踏む。事件現場では被害者の死体や被害者に関する物、犯行に関わりがあ

ると考えられる物に加え関係のない物もあり、そこから事件に関係のありそうな

物を調べなければならない。なお、調べさえすればフェルプスが必要なことやヒ

ントを口ずさんでくれる。

 

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ちなみに時々現場に新聞紙が落ちていることがあるが、この新聞紙を調べると裏

話が見られる。これは後々ストーリーに深く関わってくるので、必ず見ることを

お勧めする。

 

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なお、この手がかり集めの一助として直感がある。この直感を使用すれば事件

の解決に有用な手掛かりをマップ上に全て表示してくれる。手掛かりが少なけ

れば取調べの際に得られる情報も少なくなるので、発見に苦労する場合は使う

のも一つの手だろう。ただし、直感はポイント制で回数制限があり、回復する

にはランクアップや聴取において最良の結果を出せば得られる。

 

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 実況見分で手掛かりを集めたあとは、事件に関係がある人物から聞き込みまた

は容疑者から取調べを行う。対象人物はこちらの質問に対して、ときには正直

にときには嘘を織り交ぜて回答する。嘘を付く時には人によっては態度や表情

に表れるので、それを見破り適切な対応をとる必要がある。

正解の行動をとれば事件解決への情報が取得でき、誤れば解決から遠のくこと

になる。

 

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嘘を付く人間には予め収集していた手掛かりを示し、その嘘を暴く必要があ

る。成功すればより有意な情報が得られる。

この聴取においても判断に迷うのであれば直感を使用することができ、直感

を使用すれば選択肢の3つのうち1つを消すことが出来る。そして、集めた証

拠・証言をもとに容疑者を逮捕・取調べで自白させるなどして告発する。

 

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このようなアドベンチャーパートを経てストーリーは進行していく。

パトロール課から交通事故を取り扱う交通課の刑事へ、そして殺人課、風紀

犯罪課、放火特捜課へと部署を移っていく。各課の事件は3-6ステージあり、

DLCがあればステージが増える。ストーリーに深く絡むようになるのは風紀

犯罪課の事件からで中盤以降となる。

 

それまではあまりストーリーにも関わらず、ステージごとに事件が発生する

こともあり、同じような事件を同じような手順を踏んでプレイする必要があ

り、単調な作業の繰り返しになってしまっている。そのため中弛みを強く感

じるので、飽き易い人は途中でプレイを止めてしまうかもしれない。

 

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しかも、途中の捜査に誤りがあったとしても事件解決後の評価が違うのみで、

ステージ内でのストーリーの分岐がないため、誤りが無かったように話が進

行していくのも推理ものとしてはかなりのマイナス。

さらに途中で不備が見つかりやり直したいと考えても、オートセーブでの進

行のため途中からロードができず、そのステージの最初からプレイする必要

がある。プレイするにしても証拠集めや事情聴取等を真っ当にしながらプレ

イすると1ステージのプレイ時間が1時間以上掛かるため面倒さが先にたつ。

 

冒頭にも書いたが、中途半端・面倒・中弛みを感じる作品になっており、

オープンワールドも機能しているとは言えないが、好きな人にはたまらない

魅力を持つ作品ではあった。

個人的にも上記のようなマイナス点があったとしても好のみの作品だった。

 

次はThiefシリーズをやっていく予定。