https://www.origin.com/jpn/ja-jp/store/dead-space/dead-space-3
EAのホラーTPSの有名IPであるDead Spaceの3作目であるDead Space3をクリア。
難易度はNormalをクリア。Winddows10 64bitで起動確認。
日本語化は可能。
以下のアップローダーのDS3JPファイルの最新ファイルをダウンロードし、
readme通りにするだけ。
https://ux.getuploader.com/DS3JP/
Dead Space3は2のストーリーを受け継いでいる。
Dead Space2のあと自堕落な生活を送っていたアイザックをエリーは見限る。
エリーはMarkerの危険性を知り、Markerを破壊する活動を続けていた。
そんなアイザックのもとに軍人2名が訪れ、エリーが行方不明になったことを
告げられるも、Markarによる人類の進歩をとなえるユニトロジストのジェイ
コブ・ダニックによる襲撃を受ける。
それでも、アイザックはエリーの捜索、Markerの破壊のため行動を開始する。
今作での戦闘に関する特徴は、対人戦闘が登場すること。
ただし、対人戦闘はそれほどいい出来ではないが、ネクロモーフほど素早く
動くわけでも、耐久性があるわけではないのでそれほど苦労しない。
また、ネクロモーフも全般的に耐久性がアップしており、移動スピードも非
常に早くなっている。そのため油断していると距離を詰められ、袋叩きにあ
ってしまう。
しかも、そんなネクロモーフが大量発生する。また、ネクロモーフの耐久度
が上がったことにより、相対的に武器の攻撃力が落ちているように感じる。
今作でのホラー要素は前作以上に薄くなっている。
敵の登場の仕方はDead Space2に比べてそれほど変わりはないが、ちょくちょ
く挟まれてたホラー演出が影を潜めているため、ホラーな雰囲気が薄れている。
敵が大量に登場することも相まって前作以上にラッシュ対処へ意識がいってし
まう。
大きな特徴の一つとして、武器やアイテムの製作がある。
Dead Space2まではお金を集め、ストアで武器やスーツ、アイテムを購入して
いたが、今作ではお金がなくなっている。
その代わり、製作パーツが随所に置かれており、パーツを集めて武器やアイテ
ムを製作することができる。
設計図がある武器は設計図通り作れるが、設計図がなくても自分で思い通り
武器を設計することができる。具体的には武器の大小を決める「フレーム」に
武器の種類を決める「アッパーツール」を組み込み、弾丸の種類を決める「ア
ッパーツールチップ」を付ける。そして、武器に特殊能力を付与する「アタッ
チメント」を取り付け武器は完成する。
フレームは大・小の2種類しかないが、アッパーツールは8種類以上、アッパー
ツールチップは20種類以上ある。
いろいろ試してみて、自分にあった武器を見つけるのもたのしいかもしれない。
なお、スーツは無料で変えられるが、強化はパーツが必要になる。
この作品でMarkerとは何かを示し、話としてひと区切りをつけたことは評価で
きる。続きがある終わり方ではあったので、続編があればアイザックが活躍す
る下地はできている。
Dead Space3の序盤はプレイマップの種類が豊富で、雪山、宇宙、宇宙船内と
かわるがわる出てくるため、新鮮で楽しみがある。
ただ、中盤以降は似たり寄ったりな宇宙船内をひたすら漂うことになる。
特にプレイしていて楽しめなかったのはサイドミッション。どのサイドミッシ
ョンも使いまわされたマップ、あまり意味がないクリア(手に入るのは多少の
パーツのみ)、サイドミッション中は終わるまでオートセーブが出ない、明ら
かに水増しのために用意されたような存在。
Dead Spaceとしてみれば1で良かったホラー部分はそぎ落とされていて、対エ
イリアン&対ゾンビTPS化している。その部分はわりとよくできてはいるため
面白くないとはいわないけど、やはりDead Space1で楽しめた要素が無くなっ
ていくのは寂しいかぎり。
ホラー風味のTPSを楽しみたい人にはいいゲームではあるとは思う。