http://store.steampowered.com/app/208200/Doom_3_BFG_Edition/
https://steamdb.info/app/208200/
ベセスダから発売されたホラーFPS。
ホラーといってもおどろおどろしい雰囲気で怖がらせるホラーではなく、意表を
ついた敵の出現により驚かせるゲーム。
DOOM1とDOOM2も付いていて、遊ぶことができる。
なお、プレイできるのは本編のDOOM3、DLCの「Resurrection of Evil」と「Lost
Mission」の三つ。
本編のプレイ時間は15時間~20時間ほど。Resurrection of Evilは7~8時間ほど、
Lost Missionは5時間ほどで終わる。
主人公は消息を絶った科学者を発見するためにデルタラボへ向かうも、
見つけた科学者はマルコム博士の陰謀による危険を地球へ告げようと
していた。その際に地獄からの扉が開き、火星基地にいる人員はその
大半がゾンビ化。モンスターも闊歩する状況になってしまう。
そんな中、主人公は地獄からの扉を閉めるために行動する。
基地内は基本的には電源が落ちている状態のため、暗闇のなかでライトを
付けて照らし、行動することになる。多少の灯りとライトの充電速度が速
いこともあり、暗闇が続いて周りを認識できなくなるといったことはない。
この暗闇は敵の出現へのドッキリ感の一助になっており、暗闇の中から突
然出現する敵にビックリするといったことが多い。
特に敵の出現位置はびっくりホラーであるため、急な出現、死角からの出
現に加え、狭い通路で前後に挟んでくるなど様々なパターンで敵が出現す
る。
敵として出てくるモンスターは複数いる。
序盤に出てくるのは、ゾンビ・インプ・マゴット・レイス・トライト・ロスト
ソウル・など比較的簡単に対処できるモンスターが中心。
中盤になると、カコデーモン・ケルビム・コマンドー・ピンキー・リバナント
という対処が少し難しいモンスターが出てくる。特にコマンドーとリバナント
は非常に厄介。コマンドーは耐久力が高く2種のタイプがいる。ひたすら追い
かけてきて接近攻撃してくるタイプとガトリングガンをもってひたすら遠距離
攻撃をしてくるタイプ。リバナトも耐久力が高く、いやらしい誘導ミサイルを
発射してくる。この二つの敵は強力な武器でダメージが積み重なる前に仕留め
たい。
後半はヘルナイト・マンキュバスと攻撃力が高く、耐久力も高い敵が出てくる。
ただ行動はパターン化されているので、上手く立ち回ればノーダメで凌げる。
なお、Doom3はラスボスを含めて4体いる。ラスボス以外はゴリ押しでなんと
かなる。ラスボスのみ特定の武器のみの攻撃が通じる。
・Resurrection of Evil
本編の約二年後の話。基本的には本編と変わらないが、違うのは特定の物
を吸着して、打ち出すことが出来るグラバーと周囲の時間を遅くさせるア
ーティファクトがあること。グラバーは言うほど存在価値がないが、アー
ティファクトを使用して切り抜ける場面や、この使用を前提とした複数の
敵に囲まれる場面、ボスの対応などに使用する。あと超強力なダブルバレ
ルショットガンも入手できる。遠距離・中距離以外はほぼこれ一本。
プレイ感は本編と同じ。
・Lost Mission
特筆すべきところは特にない。本編より難易度が高い状態で少しプレイで
きるようなDLC。
基本的にはホラーなんだろうが、敵の出現位置は決まっており、ここは出て
くるなというところでは外さず出てくれるので予想が出来対処が容易。パタ
ーンさえわかればびっくりすることもなくなる。
さらに、最大の問題は陰鬱とした雰囲気に似たようなマップで、似たような
敵と戦うだけということが多い割にプレイ時間が長いため、非常に飽き易い
ゲームになっている。
最初はここらで敵が出てくるか?と思いつつハラハラどきどきしていたが、
後半ははいはい、邪魔って感じて倒していくことが多かった。もっとコンパ
クトにした方がよかったと思う。佳作でもなく凡作どまりな感想。
DOOM1とDOOM2もクリアしたが、DOOM1が一番面白かった。簡単・お手
軽シューター。マップ数もそんなに多くなく、気軽に遊べてやりこみ要素も
ある。DOOM2はDOOM1に比べギミックが複雑化。敵の種類や出現数も増え
て難易度が上がった。特にステージ数はかなり増えていて、途中で飽きがく
るほどだった。たぶん、ステージ数が短かったら楽しく遊べたと思う。