http://store.steampowered.com/app/224460/Contrast/
https://steamdb.info/app/224460/
Compulsion Gamesによって制作されたパズルアクションゲーム。
影の中を自由に行き来できるドーンが主人公。少女ディディとともに父親の
影を追って冒険する物語。日本語対応ゲーム。
このゲームの特色は影に同化できる点。
影に同化することで、影の上にのって移動できるようになる。この影へのシフト
とシフトアウトを繰り返し、時には光源を動かして移動しやすい影を作るのがこ
のゲームのパズル部分になる。
場所によっては動く影の上をタイミングよく移動していくこともあり、純粋なパ
ズルというよりアクションをもとにしたアクションパズルになっている。
ゲームは3ステージから成り立っており後半になるほどギミックが複雑になって
いくが、とはいえやっていることはあまり変わらない。
そう考えるとプレイ時間が2~3時間で終わるこのボリュームでよかったと思う。
アイデア一点突破のゲームってそのアイデアを深化させることができるならとも
かく、そのアイデアに飽きると作業だと強く感じるゲームになるから。
ストーリーは正直なところ理解できなかった。平行世界のストーリーだが、ど
のキャラがどちらに所属しているのかがぼかされているのが理解できない原因。
ディディが現実世界で、ドーンが影の世界かと思えばコレクティブにはディデ
ィと思われる影の世界に所属する少女がいて、ドーンはヴィンチェンゾとの写
真が残っている。最初は思念世界かなとも思ったけど・・・。
このゲームで不満な点はキーコンフィグができないことと、視点移動が不便なこと。
キーコンフィグ不可は言わずもがな、視点移動は場所によって自動で視点が移動す
るんだけど、その移動がわざわざ影の中にシフトしたいときにシフトできないよう
な視点に移動したりする。マウスならいいんだけど、コントローラーでプレイした
のでこれはストレスになった。
短時間で終わるアイデア勝負物のゲームはアイデアに触れることが面白いので楽し
んでプレイできると思う。このゲームもそういうゲームだった。