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メタルギアシリーズのスピンオフ作品。シリーズの二作目と四作目で主人
公だった雷電が本作でも主人公。DLC二本が付属。
日本語UI+字幕入り。Keyでの登録にはVPNが必要。Giftでは必要がない。
入手する場合はGiftの入手をお勧めする。
爽快感のある戦闘が前面に押し出されており、簡単な操作で様々な攻撃ア
クションを行う。敵の体力を減らせば斬撃モードになることで敵の部位を
切り落としたり、膾切りにすることができる。一部の敵の左腕を斬撃モー
ドで切り落とすことで新アイテムなどが利用できるようにもなる。ちなみ
に目標部位だけを切り落とすのは慣れないと難しい。
敵を倒したり、部位切り落としなど特殊な攻撃を行うことでBPを入手でき、
このBPを使用することで雷電の装備やスキルを強化することができる。
戦闘での攻撃の回避手段はシノギのみとなっている。シノギは敵が攻撃し
てきたときに敵のいる方向に移動キーと弱攻撃キーを同時押しすることで
発動し、敵の攻撃を防ぐことができる。雑魚敵でも敵の攻撃力が高いため、
プレイするにはこのシノギは必須。
ただし、このゲームはカメラシステムがお粗末で、自動で雷電が向いてい
る方向に焦点を合わせようと移動するため、常に敵を雷電の前面に位置取
りさせる必要がある。敵が真後ろや死角にいる場合に振り向いてシノギを
発動させようとするとカメラが動き始めるので、カメラの移動に合わせて
方向キーを修正して押す必要がある。敵が一体だけならともかく、複数に
囲まれているときは対応に苦慮する。視野角が狭いことも要因の一つ。
爽快感のあるアクションとは別にスニーク要素もあり、ステージにおいて
高スコア・高評価を得ようとするとノーアラーム・ノーダメージのスニー
クを求められる。
・JETSTERAM:本編の敵役 ジェットストリーム・サムが主人公。本編の前
日譚。操作感は雷電とあまり変わらない。
・BLADE WOLF:本編の脇役 LQ-84i「ウルフ」が主人公。こちらも本編の前
日譚。スニーク色が少し強い構成になっている。
総評としては佳作。メタルギアシリーズを最後にプレイしたのは10年以上前
の2か3だったため、作風がガラリと変わった本作にそれほど違和感なくプレ
イできたこともあったかもしれないが、カメラシステムとスカスカな脚本を
除いてアクションゲームとしては一定以上の水準にはあった。