Steamゲーム日記

ゲームのプレイ日記・セール情報

Penumbra Overtureをクリア

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http://store.steampowered.com/app/22180/Penumbra_Overture/

https://steamdb.info/app/22180/

 

一人称視点のホラーアクションアドベンチャーゲームシリーズ Penumbra三部

作の一作目。タイトルの如くOverture(序曲)となる。

Windows 7 64bitで問題なく動作できた。

 

日本語化は可能。

日本語化ファイル - penumbra日本語化 @ ウィキ - アットウィキ

Wikiからファイル置き場に移動し、「Penumbra_EP1_Jpn_ver1.3.zip」をダウ

ンロードして上書きし、オプション内から日本語を選択する。

文字化けが発生するが、何らかの方法で終了させて再起動すると日本語になっ

ている。

 

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死んだはずに父親から手紙を受け取った主人公フィリップ。

手紙の中に書いてあったのは銀行の貸金庫の中にある遺品を処分して欲しいと

の内容だった。フィリップはその遺品の中で唯一理解できた北グリーンランド

のある地点を指したノートをもとに北グリーンランドへ向かう、という話にな

る。

 

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このゲームでは基本暗闇の中を懐中電灯又はケミカルライトを片手に進む。

といってもSS上はかなり暗く見えるが、自分の環境では懐中電灯などを使

わなくても暗闇の中ではっきり見えるので懐中電灯やケミカルライトを使用

することはほとんどなかった。

ゲーム開始後は暗闇の中行動することでホラー要素が強調されているかのよ

うに感じるが、実際にはOvertureにおいてはホラー要素はほとんどなく、む

しろアイテム収集やパズルなどのアドベンチャー要素とスニークや時間制限

のある中での移動などのアクション要素が主になる。

 

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ホラーというとプレイヤーが油断したタイミングを狙って敵等を急に出現さ

せてびっくりさせる、おどろおどろしい雰囲気を作り恐怖要素を小出しにす

ることでプレイヤーを精神的にすこしずつ追い詰める、のが王道的なホラー

演出になる。このゲームではそのような演出がほとんどない。

このゲームにおいてかろうじてホラー要素と言えるのは敵。敵は犬・蜘蛛・

ワーム。フィリップは遠距離攻撃ができず近距離攻撃しかできない。そのた

めまともに戦うよりも適当にいなすことが多くなる。

犬は近づくと唸り声が聞こえるので存在を先に感知でき、見つからずに近く

を通るだけの障害物の役割しか果たさない。

蜘蛛は卵に近づくと孵って襲ってくるようになる。ただし、小さくぴょんぴ

ょん跳ねながら近づいてくるだけなので、走ったり飛び越えたりすることで

普通にスルーできてしまう。

ワームはこのゲームの唯一のホラー要素かもしれない。ただし、イベントモ

ンスター的な扱いで登場するときは前兆があるので怖くない。

 

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ゲームはステージが区切られていて、ステージごとにパズルが用意されてい

る。ゲームの流れとしては周囲を探索⇒パズルに必要なアイテムの入手⇒パ

ズルを解く⇒行動範囲の拡大を繰り返していく。

パズル要素は簡単なものから難しいものまであり、物理演算を用いたパズル

がこのゲームの売りで、マップ上に置かれているオブジェクトへ干渉して解

くパズルが散りばめられている。勿論基本的なヒントから解法を考えて解く

パズルもある。

解法を考えて解くパズルの解き方は、ゲーム中で入手できるノートにヒント

が書かれている。ただし中にはかなり難しいパズルもある。

 

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残念なのはボリューム不足と中途半端なホラー要素。

ホラーゲームかと思えばアイテム収集しつつひたすらパズルを解いてるだけの

ゲーム。

また、導入作ということである程度は仕方がないとはいえ、クリアしてもスト

ーリーに一切触れていない(ように感じる)まま二作目へ持ち越してしまい、

パズルも躓かなければ4時間強でクリアできるぐらいのボリュームのため「こ

れで終わり?」という消化不良感が凄い。

あとセーブシステムが少しわかりにくい。オートセーブのみかと思っていたら

光が燈った陶器のような物をクリックすればセーブできた。中盤まで一気に進

めたこともありただの演出の一部かと思ってた。

 

このゲーム単品とみれば評価を低くせざるをえないが、そこは三部作なので次

部作に期待したい。

Killing Floorをプレイ

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http://store.steampowered.com/app/1250/Killing_Floor/

https://steamdb.info/app/1250/

 

ゾンビを敵としたオンラインが中心となるスポーツ系ホラーFPS

シングルプレイもできなくもないが、やはりプレイしていて楽しいのは

マルチプレイヤーで他のプレイヤーと協力してプレイすること。

 

 日本語化はSteamのワークショップにあるパッチを導入すれば可能。

サブスクライブすると「Japanese20140713.zip」が、ローカルファイル

のフォルダ内にDLされるので、それを解凍して上書きするだけ。

http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=282594652

 

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無料配布後+サマセでSteam活性化中のプレイだったからかこの感想

を書いている現在は(2017年7月)日本の6人サーバーには結構人がい

て満員になっているサーバーも複数ある。

サマセが終わり、少し盛り返しているKF人気も廃れたら人がいなくな

る可能性大なので、プレイするなら人がいる内をオススメする。 

 

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ゲームに入るとまずはPerkを選ぶことになる。

Perkは

・回復に特化したField Medic

・サポートに特化したSupport Specialist

・補助武器・狙撃武器の扱いに特化したSharp Shooter

アサルトライフルの扱いに特化したCommando

・爆発物の扱いに特化したDemolition

・炎の扱いに特化したFirebug

から選択してゲームに参加しなければならない。

個人的にはHSを取れば大きいダメージを与えられるSharp Shooter

がお気に入り。

 

各Perkは条件を満たすことによりレベルが最大6まで上がる。

3までは比較的早く上がるが、それ以上は上がるまで時間がかかる。

人が少ない現状ではPerkのレベルが上がりきるまでプレイできるかは

微妙なところだと思う。

 

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ゲームはウェーブ制になり、各ウェーブで湧いてくる複数種類いる

百数十体の敵を全滅させなければならない。単独でいると複数の敵

に囲まれて嬲り殺されるだけなので味方とともに行動し、敵の出現

方向を絞るような地点で迎え撃たなければならない。

最後のウェーブをやり過ごすとボスであるPatriarchが出現する。Pa

triarchを倒すとゲームはクリアとなる。

 

敵を全滅させると敵を倒したことで得られるお金をもとに、ウェー

ブの間だけ開かれるトレーダーの店で装備を整えることができるよ

うになる。

あまり敵を倒せず必要十分なお金を手に入れることができなかった

としても、誰かに頼めばやさしい人からお金をもらえると思う。

上にも書いたが味方と協力して迎撃することが重要なゲームだから。

ちなみに、1ゲームを最初から最後まで通しでプレイすれば1時間ぐ

らいかかる。

 

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というように、基本的には湧いてくる敵を倒す⇒装備を調えるを繰

り返すだけの単純なゲームになる。

やってることは単純であるためわかり易さと取っ付き易さがあり、

初心者でもすぐに楽しめる。さらに人と協力してプレイする楽しみ

もある。野良マルチも楽しいが、知り合いとすれば更に楽しいだろ

う。ただ単純な作業の繰り返しでもあるだけ飽き易いゲームになる。

何も考えずにマルチFPSを楽しめるゲームだった。

Empire Total Warをプレイ

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http://store.steampowered.com/app/10500/Empire_Total_War/

https://steamdb.info/app/10500/

 

SEGAの有名IPであるTotal Warシリーズの第五作目。

Total Warシリーズとしては始めての近世が舞台となる。

時代は大航海時代が終わり、絶対王政から革命時代へと移る過渡期の

1700年からスタート。プレイしたのはバニラ。

 

日本語化は可能。

日本語化 - EMPIRE:TOTAL WAR(エンパイア:トータルウォー) Wiki*

ただし、MODのDMEを導入した上での日本語化になる。

DMEを導入し、日本語化した上でバニラでプレイもできる。

 

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シングルプレーは以下の5種のプレーがある。

・戦闘チュートリアル

  そのままで、戦闘をチュートリアルで解説してくれる。

・独立への道

  キャンペーンのチュートリアル。戦闘・侵略・内政・外政などキャン

  ペーン上で必要なことをグレートブリテン王国を舞台に進める。

・グランドキャンペーン

  このゲームのメイン。グレートブリテン王国フランス王国、オースト

  リア帝国、ネーデルランド共和国、スペイン王国プロイセン王国、ポ

  ーランド・リトアニア共和国オスマン帝国ロシア帝国、スウェーデ

  ン王国・マラータ同盟からプレイする国を選択し、各国に設定された勝

  利条件を満たすことを目的としてプレイする。

  1700年から始まり、ショートキャンペーンは1750年末まで。ロングキャ

  ンペーンを含むその他の勝利条件だと1799年末までとなる。

・ウォーパスキャンペーン(DLC)

  DLCを購入しないとプレイできないキャンペーン。舞台はアメリカ独立

  戦争が終結した直後の北アメリカ大陸東部。プレイヤーが選択できるの

  はイロコイ連邦、ヒューロン連合、プレーンズ連合、プエブロ族、チェ

  ロキー族のインディアンの5勢力。選択した勝利条件によって若干異な

  るが、一番長くて1783年~1828年とやや短めのキャンペーン。

・戦闘のみプレイ

  戦闘だけを楽しめる。陸戦・海戦・包囲戦、さらに歴史上の戦闘をプレ

 イできるシナリオ戦闘の4種。

 

マルチプレイヤーも若干名の人が未だプレイしている。遊ぶだけなら問題

ないと思う。

 

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以下、グランドキャンペーンについて述べる。

大航海時代に欧州各国が新大陸・インドへ勢力を伸張させたこともあり、

ゲームの舞台は欧州+北アメリカ大陸東部+インドとMedieval II: Total

Warに比べ広がっている。

前作では独立勢力が存在し、軍事力も乏しく他国への影響力も限られる

ため勢力間の緩衝・勢力伸張の足がかりとしての役割を果たしていたが、

今作では独立勢力は一掃され国同士が直に隣り合わせになった。

その代わり上で挙げたようなプレイヤーが遊ぶことができる国とは別に

小国と言われる国が存在する。小国は独立勢力よりはゲームへ影響力は

大きく、外交を行い、他国へ攻め入り、特に最高難易度では侮れない軍

事力を有す。

ちなみにDMEを導入すれば小国でも遊ぶことが出来るようになる。

 

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前作と国家運営のシステム面で変更されているされているところは

・首長と内閣大臣が存在し、其々の人物に能力が設定されている。政府

 の体制によっては一定期間を経ると選挙が行われる。有用な人物が大

 臣ポストに付いているとそのポストに属する分野においてプラス補正

 が付く。そのため無能な人物は即解雇が必要。

・前作までは各街ごとに税率を調整することができたが、今作では税率

 は一律で全ての街に掛かる。

・街は経済向け・軍事向けと分かれておらず、建築次第でどちらにも特

 化することができる。ただし、建築は軍関係が街内の集中しているの

 に対して、経済を振興させる建築は国内の各所に存在し、人口が増え

 るとともに建築できる場所が増え、技術が開発されていくと同時に高

 度な建築が行えるようになる。

 

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今作の大きな変更点の一つに技術ツリーの導入がある。

国内に学校があれば技術ツリーの上部から順に技術研究を行うことが

できるようになる。技術ツリーは軍事・工業・哲学の3種に分かれてい

る。

さらに軍事は陸兵・砲兵・海軍に分かれ其々に対応した技術を開発して

いくことができる。工業は畜産・金属工業・繊維に分かれ、開発すれば

経済関係の建築費用軽減や高位建築ができるようになり、経済に好影響

をもたらす。哲学は一つのツリーのみ。建築できる学校が増え、技術研

究率を増やすことができるようになる。

個人的にまず手を付けるべきは哲学。最高難易度では技術研究は大切で、

CPUにある程度先んじて技術を開発し、技術を売り渡すことで金銭を得

るため技術開発速度を上げる必要がある。経験主義→社会契約論→重農

主義は自分の中では固定の開発順。

なお、技術と金銭のトレードとは別に技術と技術のトレードもできる。

 

あとは国家間の交渉の選択肢が多岐にわたるようになった。

 

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また今作では造船ができるようになり、貿易船と海軍船を活用すること

ができるようになった。貿易船は欧州+北アメリカ大陸東部+インドと

は別にトレード海域が存在し、そこにある取引所に泊地させることで交

易による利益を得ることが出来るようになる。トレード海域はブラジル

の海岸・象牙海岸マダガスカル海峡・東インド諸島の4地域。

他にも海に面する国では港を建設し、国家間で通商協定を結ぶことで

国家間貿易を行うこともできるようになる。

この船での交易ができるようになったことで海上には交易路存在し、各

国の港や取引所に繋がっており、交易路上に船を錨泊させると、その交

易路を使用している敵対的勢力の交易を停止させることができる。

勢力の中に海賊が存在し、交易路上に停泊し交易に影響を与えてきたり、

取引所に泊地している船を襲ってきたりする。世界各国と交戦状態にな

っているため、海賊の行動は全ての国へ影響を与える。

なお、敵対勢力の船と接触した場合は海戦になる。

 

今作での主な変更点はこれぐらい。

 

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個人的にグランドキャンペーンをプレイして面白かったのは、グレート

ブリテン王国、プロイセン王国ネーデルランド共和国の三国を最高難

易度でプレイすること。

 

グレートブリテン

グレートブリテンは島国で他国と陸続きになっていないため、直接侵略

される可能性は低い。経済・技術研究力・海軍力に秀でており、さらに

アメリカ大陸には13植民地が保護領として存在するため、交易による収

入を増やす下地が調っている。

ただし、フランスとスペインとの関係が悪く、13植民地は周りがインデ

ィアンとフランスに囲まれているにも関わらず八方に喧嘩を売るので、

フランス・スペインとの巻き添え開戦に発展してしまう。

グレートブリテンは交易への依存が高く交易路がスペイン沿岸を通って

いるため、開始早々にフランス・スペインを相手に大立ち回りを行って

しまうと軍備拡張に気をとられてしまい他に手が回らず、経済破綻・他

勢力伸張により行き詰まってしまうためときには13植民地及びアメリカ

大陸を切り捨てる必要が出てくる。

最初の侵略目標はインドがオススメ。アメリカ大陸への侵出はフランス

と敵対し、大量に湧いてくるインディアンの軍隊と戦うために軍事力増

強が必要なのに、未開発の地域が多く短期的に経済的恩恵が乏しいため

経済的に行き詰る。それならばロンドンで2フルスタックの陸兵を徴兵

し、インドへ侵出した方が間違いなく良い。というか、フランスを占拠

して陸軍国家として欧州戦乱の中へ入っていかない限りはインドしか選

択肢がないと思う。

 

プロイセン王国

治めている地域が2地域なのに、間の西プロイセンがポーランド・リトア

ニア共和国に治められていて飛び地になっている国。初期状態はそれほ

ど良くは無いがCPUが操作してもある程度勢力が伸びる強力な国で、欧

州における戦争の醍醐味を味わうことができる国だと思う。ただし、海

における覇権、海軍の整備はほぼ完全に捨てる必要がある。

基本的にはポーランド・リトアニア共和国と敵対せずに西へと勢力を伸

ばすのがベターな選択だと思う。オーストリア帝国とは序盤で確実に敵

対することになる。そのためにはポーランド・リトアニア共和国との友

好関係に加え、ポーランド・リトアニア共和国と争うオスマン帝国との

友好、スウェーデンイングランドという海洋国家との友好関係を築く

必要がある。

また、最高難易度のCPUは隙さえあれば軍事同盟を結んでいようが平気

で宣戦布告を行ってくるので、急速に効率的に軍事力を拡大させなけれ

ばならない。具体的には1ターン目は2地域で可能な限り徴兵し、2ター

ン目にザクセンへ宣戦布告する。ザクセンポーランドリトアニア

和国の保護領のためポーランド・リトアニア共和国も巻き添え参戦して

くる。ベルリンの全兵力でザクセンを落とし、東プロイセンの半分の兵

力で西プロイセンを落す。そしてすぐさまポーランドリトアニア共和

国と講和し、落としたドレスデンを整備しつつ可能な限りの徴兵を続け

て4ターン目にはハノーファーを落す。

この時点でデンマークスウェーデンとの緩衝地帯とし、ヴェストファ

ーレンはスペイン・フランスとの緩衝地帯とする。そうするとポーラン

ド・リトアニア共和国オーストリア帝国が争っているはずなので、ポ

ーランド・リトアニア共和国に1地域も落とさせないようにオーストラリ

ア帝国の各地域を落としていく。ここまでくればプロイセンが欧州に覇

をとなえる礎は固まったようなもの。

 

 ネーデルランド共和国:

最高難易度で一番難しい国だと思う。欧州・アメリカ大陸・インドに支

配地域があるにも関わらず、産業による経済基盤は貧弱で交易頼りの経

済。軍事力は交易船と海軍に偏っていて、陸軍は心許ない。

さらに隣国がスペインで、アメリカ大陸での隣国はフランス。フランス

は数ターン経てば間違いなく宣戦布告を行い、フランス領ギアナからオ

ランダ領ギアナに兵を進めてくる。

アメリカに重きを置くとフランスに宣戦布告され敵対状態になり、巻き

添え参戦してくるスペインに本国を攻撃され、開始早々ゲームオーバー

になる。

インドに重きを置くとマラータ同盟に抗するだけの陸兵を徴集できず、

マラータ同盟の海軍に交易路を遮断されて経済的にジリ貧になっていく。

プレイしていての正解だと感じたのは、交易船を乱造して取引所に派遣

し、収入の基盤としつつオランダ本国で陸兵を徴兵する陸軍による拡大

が一番容易な道だと思う。ただし、これをするにはフランス・スペイン

相手に領土割譲も含めた手で同時開戦されないように持っていく必要が

あり、且つ東側で伸張する勢力とのバランスの取れた外交と交易路遮断

の最大要因となるグレードブリテンとの同盟の継続を行う必要があり、

繊細な外交と大胆な侵略を同時に行わなければならない。プレイしてい

て非常に面白い国になる。

 

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DLCとなるウォーパスキャンペーンはインディアンを操作して、欧州列国

をアメリカ大陸から排斥することが目的となる。

ただし、インディアンの陸兵の装備は貧弱で欧州列国の銃に対しては為す

術なく瓦解していく。そのためまずはインディアン同士の争いで領土を拡

張し、技術開発を行いマスケット銃兵を徴集できるようになってからがア

メリカへの反攻になる。

イロコイ連邦の最高難易度で開始した場合、何もこちらからアクションを

取らなければ開始1ターン目でアメリカから宣戦布告されあっという間に

滅亡してしまう。

最高難易度でプレした場合はグランドキャンペーンよりも難しく、やり応

えのあるゲームをプレイできると思う。

 

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世間的にはバグが多く、Rome:Total WarやMedieval2:Total Warに一歩劣る

作品として評価されているのかもしれないが、個人的には群雄割拠感と前作

までよりさらに広がった外交的・内政的自由度をもとにした戦略の幅がゲー

ムに良い影響を与えていたと思う。

相変わらずの拡張ゲーであること、RTS戦闘部分が面倒であること、自国内

の経済要所を少数の兵で荒らされる山賊行為に非常に手を焼く等のマイナス

面もあるが、個人的にはかなり楽しめた作品だった。

 

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Steam Summer Sale 2017が開催中

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http://store.steampowered.com/

 

Steamでサマーセールが開催中。

ギフト規制が入ってからの初めてのセール。トレーダーサイトでもギフト

トレードがほとんど消えてしまった状況で、売上にどれだけの影響を与え

るのかが気になる。

 

しかし、本当にギフト化できないのは不便。必要なときまでインベントリに

溜めて置くようにしてたのに・・・。

 

今回のサマセも基本はこれを更新していく。

 

個人的なチェックリスト

Transistor 297円

http://store.steampowered.com/app/237930/Transistor/

 

The Incredible Adventures of Van Helsing III 296

http://store.steampowered.com/app/359900/The_Incredible_Adventures

_of_Van_Helsing_III/

持ってた

 

Mystery Chronicle: One Way Heroics 98円

http://store.steampowered.com/app/409000/Mystery_Chronicle

_One_Way_Heroics/

 

Virginia 245円

http://store.steampowered.com/app/374030/Virginia/

 

Clandestine 495円

http://store.steampowered.com/app/290530/Clandestine/

 

Dispatcher 100円

http://store.steampowered.com/app/341980/Dispatcher/

 

Seraph 256円

http://store.steampowered.com/app/425670/Seraph/

 

購入したもの

Full Spectrum Warrior Complete Pack 370円

http://store.steampowered.com/sub/399/

 

Alone in the Dark: The New Nightmare 174円

http://store.steampowered.com/app/259190/Alone_in_the_Dark_The_New_Nightmare/

 

El Matador 99円

http://store.steampowered.com/app/289280/El_Matador/

 

The Escapists: Complete Pack 667円

http://store.steampowered.com/bundle/447/The_Escapists_Complete_Pack/

 

Serious Sam Complete Pack 392円

http://store.steampowered.com/bundle/2634/Serious_Sam_Complete_Pack/

 

Sniper Elite 3 + Season Pass 1245円

http://store.steampowered.com/sub/79867/

 

DYNASTY WARRIORS 8: Xtreme Legends Complete Edition

/ 真・三國無双7 with 猛将伝 2527円

http://store.steampowered.com/app/278080/DYNASTY_WARRIORS_8_

Xtreme_Legends_Complete_Edition___with/

 

Submerged 396円

http://store.steampowered.com/app/301860/Submerged/

 

LostWinds: The Blossom Edition 370円

http://store.steampowered.com/sub/97831/

 

Dead Rising 3 Apocalypse Edition 897円

http://store.steampowered.com/app/265550/Dead_Rising_3_Apocalypse_Edition/

 

Bombshell 348円

http://store.steampowered.com/app/353190/Bombshell/

 

Minecraft: Story Mode - A Telltale Games Series 620円

http://store.steampowered.com/app/376870/Minecraft_Story_Mode__A

_Telltale_Games_Series/

 

Minecraft: Story Mode - Adventure Pass 370円

http://store.steampowered.com/app/456630/Minecraft_Story_Mode__Adventure_Pass/

 

Fairy Fencer F: Advent Dark Force Complete Deluxe Set |

コンプリートデラックスエディション | 完全豪華組合包 1473円

http://store.steampowered.com/bundle/2575/Fairy_Fencer_F_

Advent_Dark_Force_Complete_Deluxe_Set/

 

Borderlands 2: Ultimate Vault Hunter Upgrade Pack 249円

http://store.steampowered.com/app/224180/Borderlands_2_Ultimate_

Vault_Hunter_Upgrade_Pack_2/

 

Borderlands 2: Headhunter 1~5 各89円

http://store.steampowered.com/app/245890/Borderlands_2_Headhunter_1_Bloody_Harvest/

http://store.steampowered.com/app/245930/Borderlands_2_Headhunter_3_Mercenary_Day/

http://store.steampowered.com/app/245910/Borderlands_2_Headhunter_2_Wattle_Gobbler/

http://store.steampowered.com/app/245950/Borderlands_2_Headhunter_4_Wedding_Day_Massacre/

http://store.steampowered.com/app/245970/Borderlands_2_Headhunter_5_Son_of_Crawmerax/

 

合計:10642円

今回のサマセで1万超えるとは思わなかった。

まぁ、普段なら買わないものも買ってしまったし、BL2のDLCは本当のcompleteが

出るまで待つつもりだったけど、これだけ待って出ないならもう無いだろうと

思って必要なDLC購入してしまった。

セールとしての楽しみはなかったけど、ゲームは買えてよかった。できれば買った

ゲーム全て崩したい。

 

値付けミス、その他

値付けミスがあってもリージョン違うと価格差がありすぎて

もう手に入らないだろうけど、一応書いとく

 

6/23

Save 60% on Call of Duty: Black Ops III - Multiplayer Starter Pack Upgrade on Steam

がRU+CISで-93%だったらしい

 

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6/24

特になし

 

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6/25

特になし

 

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6/26

特になし

 

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6/27

特になし

 

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6/28

特になし

この更新に意味があるのかな・・・

 

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6/29

特になし

 

6/30

特になし

 

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7/1

特になし

 

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7/2

特になし

 

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7/3

特になし

Insurgencyをプレイ

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http://store.steampowered.com/app/222880/Insurgency/

https://steamdb.info/app/222880/

 

イラクが舞台のオンラインが中心となるリアル系のFPS

 

日本語化あり。

http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=300139874

ただし、現在は翻訳プロジェクトが進んでいるらしく、公式に日本語が追加

され次第削除されるとのこと。更新は停止中になり、日本語が追加されない

ことがわかれば更新を再開するらしい。

 

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ゲームはオンラインで遊ぶゲームモードが主になり、一人でプレイできるの

はトレーニングだけ。あとは少人数でVS BOT戦を行うcoopとプレイヤーvs

プレイヤーのmluti。人気があるのはやはり大人数でプレイできるマルチ。

これを書いているときには、32人サーバーが幾つか埋まるぐらいは人がいる。

 

基本的には少人数で統制と連携を取り攻略していくリアル系のFPSになるの

だろうが、そういった遊び方ができるのはもしあるならばクランくらいでだ

ろう。

ただし、野良サーバーだと各人が思い思いに動くため、統制などなく連携な

ど取れたものではない。さらにマナーが悪い人間も多い。

射線に入る、誤射・TKしても謝罪しない、強ポジを無理やり奪うなどなど。

まぁ、野良で言語の通じない人間が入り混じってるから仕方ない。

 

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ゲームはリアル系より。

攻撃が防弾チョッキに当たると多少は防ぐことができるが、それ以外の部分

に当たると即死する。そのため遠距離戦では、できるだけ被弾しにくいよう

に位置取りを気にして撃ち合いをする。

近距離戦ではクリアリングを行いつつ敵を早期発見し対処する。または敵の

死角位置へ移動し射撃する。真正面からの全身を晒しての撃ち合いは無理攻

めしているときか遭遇戦ぐらい。

 

選択する分隊で持てる武器が違い、補給ポイントを装備に割り振ることで自

分がプレイしやすいプレイスタイルに適合させることができる。

個人的には銃の強化だけにポイント割り振ればいいと思う。遠距離でもない

限りサイトも必要ないし、シングル・オートマチックの切り替えで中距離な

ら対応できる。

 

面白いけどそのうち人がいなくなると思うので、楽しむならまだ人が揃って

いる今のうちだと思う。

個人的にはSinjarとBuhrizで芋砂するのが大好き。

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FEZをクリア

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http://store.steampowered.com/app/224760/

https://steamdb.info/app/224760/

 

ボタン一つで90度ずつ見る角度を変えられるパズルアクションゲーム。

ゲーム画面はあくまで平面で奥行きがないため、角度を変えることで奥

にある物と手前にある物が並ぶとゲーム画面上では同じ平面上のものと

して扱われる。

 

日本語に対応している。

 

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パズル要素は画面を回転させて解くパズルとヒントをもとに頭を使って

解くパズルがある。発想は面白いんだけど画面を90度回転させるだけで

奥深いパズルが作れるかというとそうではなく似たようなロジックに偏

重してしまう。頭を使って解くパズルの一部が初見で回答するのが難し

いものがありやや理不尽さを感じる。

 

またこのゲームは世界を構成する要素であるキューブが世界に散らばっ

てしまったため、キューブやその欠片を探し集めるのが目的としている。

キューブ探しはコンプリートしようとすると自力では難しく、ストレス

が溜まるかもしれない。コンプを諦めてクリアするだけならば、クリア

に必要なキューブ数はそれほど多くないこともあり、パズルに飽きる前

に終えることができるだろうと思う。

 

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まさに発想の勝利。

画面を回転させ、3Dを2Dに無理やりはめ込めることで道やパズルを解

くって発想がぴか一。ただ残念なのがこの面白い発想がゲームの面白さ

に直結していなかったこと。

 

最初は物珍しさとこの発想に触れることが楽しくて仕方がない。ここは

回転させると裏はどうなってるんだろう、こう回転させるとどこと繋が

るんだろうと。この楽しさを感じている内にクリアすることができれば

良作。飽きるか、コンプするためにクイズの理不尽さを呪ってしまうと

発想一点勝負の駄作。という評価になるのじゃないだろうか。

 

個人的にはコンプなんて早々に諦めてクリアのみに専念した。最後の方

はやや食傷気味になったが、楽しさを感じるうちには終えることができ

た。

Medieval II: Total Warをプレイ

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http://store.steampowered.com/app/4700/

https://steamdb.info/app/4700/

 

SEGAの有名IPであるTotal Warシリーズの第四作目。

戦国→中世→ローマ→中世2と来た。

 

日本語化は本編のみ可能。

DLCWikiにはできるみたいなことが書かれており、実際に日本語化でき

なかった。とはいえ、本編をプレイしていればプレイには支障がない。

日本語化(Medieval 2) - Japan: Total War

 

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シングルプレイは前作のRome Total Warとあまり変更がない。

チュートリアルになっててゲームの操作方法を覚える「ノルマンコンクエスト」。

メインである「グランドキャンペーン」。

状況を設定して戦闘ができる「カスタムバトル」。

自動設定された状況で戦闘ができる「クイックバトル」。

歴史上の戦闘を再現した「歴史上のバトル」。

の5つからなる。

 

マルチプレイはローカルとオンラインの二つ。

オンラインにもまだ人はいる。Total Warシリーズは本当に息の長いシリーズ。

 

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なお、チュートリアルであるノルマンコンクエストでルーファスを艦隊に乗せ

なければいけない場面で乗せられないバグがある。

このバグの解決方法はターンを終了させること。そのために艦隊を動かして行

動力を消費させなければならない。

 

主にプレイしたのがグランドキャンペーンなので、グランドキャンペーンにつ

いて述べる。

 

 

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Rome Total Warと似たような説明になるが、地中海世界を舞台にした

ターン制ストラテジーRTS戦闘が組み合わさったゲーム。

内政で金を稼いで、その金で戦闘ユニットを増やし、周囲に攻め込み領

土を広げて行く。基本的なシステムは変わっていないので、前作のプレ

イ感想で書いたゲーム内容にはあまり今回は触れず、前作と違う点。今

作の売りと思われる点について書いていく。

 

マップも時代が違えど前作のRome Total Warとあまり変わらない。

前作は共和制ローマにフォーカスした話だったが、今作はウィリアム1世

から始まるノルマン朝イングランドにフォーカスしている。

前作と違い中世はキリスト教世界でもあるため、教皇庁ローマ教皇が存

在し、各国の王や皇帝へ任務を与える。任務を無視していると教皇からの

信頼度が低下し、カトリック国同士の戦闘では停戦命令を受ける。停戦命

令を無視してでも戦闘をすると破門される。

破門された場合は治安が悪くなるペナルティがある。破門を解くには教皇

を亡き者にするか、多額の金銭(たぶん一定金額以上で所持金の%で決ま

る)を寄進するか、教皇の選挙で代替わりする必要がある。

しかも、教皇からはときどき十字軍に参加しろ要請が飛んでくる。参加す

ると勢力の首長が長期間十字軍に取られる。参加しないと教皇の信頼度が

一気に下がる。なお、破門されると破門勢力が十字軍の対象になるので注

意。あとジハードも存在する。

 

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次にマップと各勢力について。

前作に比べ独立勢力が多く、スタート直後の緩衝地域の役割と序盤の勢力

伸張の足がかりを行うために存在する。

前作は独立勢力があまり存在しないため、各勢力と序盤から衝突すること

が多かった。拮抗した勢力が周囲にある場合はバランスが取れていたが、

巨大な勢力と隣あわせになっていた場合は難易度が高くなった。

キャンペーン難易度を上げるとCPUは隙あらば攻め寄せて来るので、緩衝

地帯と勢力伸張の救済措置たる独立勢力は適度な難易度にすることに成功

していると思う。

 

戦闘はRome Total Warで猛威をふるっていた暴力的なまでの騎兵の強さ

が修正され、きちんと基本に乗っ取った戦略が求められる戦闘になって

いる。これは改善だと思う。

ただし、CPUが戦闘ユニットを増産して大規模会戦が頻発するってとこ

ろはそれほど変わっていない。大規模会戦を操作していると一回の戦闘

で一時間半以上操作していることもあり、やはり戦闘の長時間操作は最

初は面白くても後々面倒になる。

自動決着システムは相変わらず主には数重視で、操作すれば勝てる戦闘

も自動決着を利用すると負けてしまう。

とはいえ、夜戦に長けた将軍がいれば夜戦ができない将軍との戦闘を避

けることができるので、自動決着システムを利用する際には大いに助け

になる。

 

Rome Total Warシリーズは内政・外交はあくまでおまけで、RTSの戦闘

部分を楽しめるよう重心を売りである戦闘に置いている。内政に注力し

たとしても収入の最大量はきまっているので利益を大きく出すことがで

きず、時間が経てばペナルティが増えていくので運営が難しくなる。さ

らに周囲の勢力が大きくなれば、侵略を防ぐだけの軍事力を用意するこ

とになるが、それだけの軍事力を用意していれば利益が出ない。そんな

不毛なことになるのなら勢力を拡大し、街を複数確保する方が収入増大

と軍事費確保に繋がっていく。

つまりこのゲームは常に拡張戦争を行っていく必要がある。そのため内

政をじっくりしたい人は向いていないゲームだといえる。

 

個人的な遊び方としては売りのRTS戦闘は放り投げて、軍事ユニットの

製造、配置で効率的に城取り、防衛を行う単純な戦略ゲームとして遊ん

でいるので楽しく遊べている。

 

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DLC 「Medieval II: Total War Kingdoms」を入手すると新たに以下の4種

のキャンペーンを遊ぶことができるようになる。

・Medieval II: Total War Americas

  スペインの新大陸侵略が舞台のキャンペーン。

・Medieval II: Total War Britannia

  ブリテン諸島の統一を目的としたキャンペーン。

・Medieval II: Total War Crusades

  エルサレム及び中東を舞台にした十字軍のキャンペーン。

・Medieval II: Total War Teutonic

  東欧を舞台にしたチュートン騎士団のキャンペーン。

 

個人的にはTeutonicを最高難易度のチュートン騎士団で遊ぶのが面白か

った。

領土が分断されている状態で始まり、外交官がいないのでポーランド

外とは同盟できず、中央にリトアニア、北方はデンマーク、東方は東方

正教と3方から攻め込まれる。

南が手薄になると南方からモンゴルが侵略、同盟相手のポーランドがさ

らにその西にいた神聖ローマ帝国と争っていると思っていたら、神聖ロ

ーマ帝国と和解して2勢力が西方から侵略してくる。まさに四面楚歌状態

を如何に切り抜けるかというキャンペーンだった。

 

ヨーロッパの中世は古代ローマに比べて歴史的な知識を全然持っていな

いため楽しめないかと思ったら、ほんの少し深みと幅が広がって前作よ

りは楽しく遊ぶことが出来た。

 

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