http://store.steampowered.com/app/207610/
https://steamdb.info/app/207610/
日本語化は可能。
日本語化の仕方は様々なところで3種類紹介されている。旧3DM版は現在は
日本語化できない。残りの2種類の中で両方とも日本語化できるらしいが、
まともに日本語化できたのは新3DM版のみだった。
1:旧3DM版
2:ali213版 http://seesaawiki.jp/twd/
3:新3DM版 http://qestir.jp/blog-entry-66.html
あと日本語化の質はイマイチ。話が繋がっていない会話や選択肢の言葉と
その後の展開の結びつかないなど少し首をかしげることもあった。
新3DM版で日本語化すると実績が解除されなくなる。
ゲームは会話の選択によって展開が変わるポイントクリックアドベンチャー。
基本的には映画のようにキャラクター同士が会話するところを眺めるゲーム。
会話の中には選択肢が出現し、その中から自分の意に添う選択をすることで
ストーリーが展開されていく。会話には時間制限があり、時間制限以内に選
択しないと無言という回答になってしまう。さらに会話の中には会話相手で
ある人物や集団との関係性や自分の位置付けを行う重要な会話があり、その
場合は右上にどのような言動を行ったか、また相手がその会話をどのように
理解したかが表示される。
マップになるとマップ内のポイントをクリックして、フラグを立てる必要が
ある。マップ内にはポイントがいくつもあり、他キャラと会話できたり、ア
イテム入手・調査などを行う。進行上に関係のないポイントもある。
進行には関係がなくても、問題を抱えているキャラの望みを叶えることでそ
の人物との関係を向上させられることもある。時には簡単なパズルが出てく
ることも。
まぁ、言ってみれば伝統的なポイントクリックアドベンチャー。
会話やポイントをクリックしていくだけのゲームかといわれるとそうでは
なく、時には突発的なアクションを求められるときもある。
その場合はQEDのようにQキーを連打するか、タイミングを合わせてクリ
ックポイントをクリックするようなアクションになる。
また、FPSっぽいミニアクションも時々出てくる。
ストーリーが肝のゲームなのでストーリーには触れないが、このゲームの
売り文句である「このゲームはあなたの選択によって形作られます。あな
たの物語を作り上げてください。」には違和感がある。実際には基本的な
ストーリーラインは決まっており、どのような選択をしようがEDが変わっ
たり、ストーリーラインがぶれることはない。一部の生存者の生死や各キ
ャラの主人公に対する好感度?によって最後のチャプターに少し影響があ
るぐらい。もちろん、それも話の収束に影響はない。
話が先にあって、表現したいことが先にある以上弄られない部分はあった
のだと思う。主人公のリーへと感情移入させることと煩わしさ、意味のな
い操作を秤にかけてどちらに傾くかは人によるのかもしれない。
話は面白いので、未プレイの人には本当に何も見ずにプレイすることを勧
める。選択に慎重にならず気軽にストーリーに集中して欲しい。
DLCの400daysは本編とは異なる5人の生存者それぞれに焦点を当てた物語。
それぞれの人物のストーリーは短いのですぐ終わる。
本編とは関係なく、どちらかというとSeason2の前日譚的な話。400daysの
クリアデータがあれば、Season2の人物に変化が出るらしい。
不満点は幾つかある。
・ずっと画面を見ていなければいけないこと
・スキップできないこと
・任意のセーブができない
画面を見続けなければならないのは突発的に現れる会話やアクションがある
ため。アクションはある程度の猶予は与えられるが、会話は重要な会話ほど
制限時間が短く、少しでも見過ごすと選ぶ前に制限時間が過ぎてしまう。
さらに会話のスキップができいないのもめんどくさい。2週目のプレイや再プ
レイの際には長時間会話やアクションを行っていく必要があり、これを繰り
かえす気力もないほど面倒。任意の時点でセーブできないのもほぼ同じ理由。
ストーリーを楽しむだけのゲームだと割り切るなら楽しめるはず。ゲーム性
には期待するべきはない。私自身は少なくともSeason2をプレイしたいと思
うぐらいには楽しめた。